2007年06月25日

またいつか

chi_town.JPG


いよいよシカゴとサヨナラです。



ちょっとさみしい・・・>>
posted by さらーむ at 12:47| Comment(4) | TrackBack(0) | 日々のこと in アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月16日

「仕方ない」はどう訳す?

この間、髪を切りに行った時のこと。

私はわりと美容師さんとしゃべるのが好きで(タクシーの運転手さんと話すのも好き。関係ないね)、この日も日々の徒然を鏡越しにおしゃべりしていたのですが。

美容師さんが言った言葉、ひょぃっと頭のペグにひっかかった。

「・・・・・・だったんですよ。で、お客さんに、あなたそれは仕方ないわよ、you have to waitって言ったの」

この美容師さんは日本人女性で、10数年アメリカに住んでいる方です。
当然英語は日常語。私がひっかかったのは、「仕方ない」をどんな英語にして相手(アメリカ人のお客)に伝えたのか、ということ。今まで自分はこの言葉をどうにも英訳できず、疑問に思っていたのです。

彼女の答えはこう。
「うーん。『仕方ない』! 英語にできません! これなんと言っていいのか、分かんないわ」

このお店には日系アメリカ人のスタッフがいるのですが、彼女も英語で話していても「仕方ない」だけは日本語で言うのだとか。「It's 仕方ない」というふうに。これだけは、うまい英語が見つからないのだそうです。

もちろん、辞書を見れば出てくるんですよ。英辞郎クンだと「I have no choice」とか、いろいろ。
でも、なんか違うんだよなー。

そこから、私と美容師さんの話は日米の考え方の違いに。アメリカ人は「仕方ない」と考えないんじゃないか? どうにかできる、やればできる。または、できないのは○○のせい。責任は○○にあるのだ、と考えるんじゃないだろうか。
日本語の「仕方ない」は、もっと諦観の域。どうにもできない、対処できない。仕方ないよー、さだめだから。誰のせいでもないけど、しょうがないのよ。こんなニュアンスが言葉の根底にあるんじゃない?

常に主語(動作の主)をはっきりさせる英語と、主語がなく、ぼんやりしてても意味が通じる日本語の、思考の違いもありそう。言葉が違えば、英語人(と呼んでみよう)の思考のくせ、日本語人の思考のくせも生まれようというもの。宗教観の違いも関係してるかもしれません。

言葉って、人そのものを丸ごと形作るもの。
その人のバックグラウンドが全て、言葉に表れます。
英語の「one」は日本語の「一」だけど、このように一対一で直訳できる言葉の方が少ないでしょう。英語が持つ概念は、字面を日本語に変えても真髄を100%移行することはできない。逆もまたしかり。
だから、日本語でしか言えない、英語でしか表せない、という対象があり、また訳すことによって新たな意味が加わることもあるのです。

と、まとまりなく考えたけど。
今の自分の最大の問題は、日本語がヘンになってることなのよね・・・。
英語もアヤシイのに、日本語もおかしいとは。
帰国したら、まともな小説いっぱい読もう(反省)。
posted by さらーむ at 14:55| Comment(4) | TrackBack(0) | 日々のこと in アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月13日

もうすぐ。

帰国日が迫ってきました。
残りの日々も、上々でありますように。


campus.JPG




***
posted by さらーむ at 10:14| Comment(4) | TrackBack(0) | 日々のこと in アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月08日

tomatillo

いつもスーパーで見かけて、気になっていた野菜。
アメリカももうすぐ去ることだし、買ってみました。

tomatillo.JPG


tomatillo。「トマティーヨ」とか「トマティーロ」と呼ばれます。
見た目はほおずき。薄いガクの中はグリーントマト状の実。
スペイン語で小さいトマトだそうです。実際はほおずきの仲間ですけどね。

野菜売り場のエスニックコーナーに置かれているので、一般的アメリカ料理には使われないんじゃないかな。レジでも、キャッシャーのお姉ちゃんに「これ何?」と聞かれたし(ちょい珍しい野菜を買うと、よくこんな経験をします)。
生で食べると、甘酸っぱくしゃきしゃき。トマトには種の詰まったゼリー状の部分がありますが、これにはありません。

このしゃきしゃき感、リンゴか梨に似てるなぁ・・・。
よーく記憶を掘り起こしてみたらば、インドネシアのジャンブー・アイル(台湾の「蓮霧」)にそっくりでした。

レシピ検索すると、メキシコ料理がずらり。
とりあえず、簡単そうな「green tomatillo chicken」をトライしましたよ。

tomatillo_chicken.JPG


オットの反応は、
「(一口ぱくり)・・・・・・・・・おいしい!」
とのことで、ホッ←この「・・・」の間が、なにげに緊張するんだよね(笑)
tomatilloのフルーティーな甘味とハラペーニョの辛味、ライムの酸味がチキンによく合います。
カレーにもtomatillo入れてみたら、これはやや不評。酸味がダメだそうな ←酸っぱいの苦手なヒトなんで
りんごっぽい酸味で、私は気に入ったんだけどな。

日本でも使ってみたいけど、さて手に入るものなんでしょか。

* 後ろに見えるのは、ホワイトアスパラガスのオランデーズソースがけ。グー!
posted by さらーむ at 13:12| Comment(12) | TrackBack(0) | ごはん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月04日

ゴスペルミュージックフェスティバル

シカゴの日々も残りわずか。カウントダウン始まりました。ひーー!(泣)
「♪じたばったすっるなよ 聖飢魔IIが くーるぜ」
んなこと言ったって、あせるぅぅ〜。

そんな合間に。
恒例「Chicago Gospel Music Festival」に行ってきましたよ。わーい。

millennium_park.JPG

* ステージとなるJay Pritzker Pavilion @ミレニアムパーク。昼の顔。

実はシカゴとゴスペルは、切っても切れない関係なのです。
第1次大戦後、アメリカ南部の黒人達が職と自由を求め、北部都市へと大移動します(great migration)。この一大ムーブメントでシカゴにもたらされたのが、ジャズ、ブルースといった黒人音楽。ルイ・アームストロングが頭角を表したのも、この時代のシカゴです。

これらとブラックチャーチ(黒人教会)音楽が融合し、「ゴスペル」として初めてレコーディングされたのが、1926年、シカゴの音楽家Thomas Dorseyの手によるもの。以後Dorseyは、サウスサイドのPilgrim Baptist Churchで聖歌隊を指揮しつつ、数々のゴスペルを生み出して「ゴスペルの父」と呼ばれるまでになったそうです。

なんでこんなにアツく語るかというとですね。
私、今の学校で最初にとった授業がシカゴの歴史でして。サウスサイド(Bridgeport)のウォーキングツアーで↑の教会も見学したし、時代の生き証人みたいなアフリカン・アメリカンのおじいちゃんから、教会とゴスペルの関係も教わったのでした。
その後、とっても悲しいことに教会は火事で焼失してしまいましたが・・・ ←偶然友達の車から煙見たんだっけ

てなワケで、毎夏開かれるこの音楽フェス、背景(こちらこちら)を知らずとも純粋に楽しめるけど、知るといっそう思いが深くなるのであります。

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・

さて、私がのぞいたのは6月2日、3日の夜遅く。
すでに会場は大盛り上がり。ステージからは、歌声が怒涛のように押し寄せ、ダウンタウンのビル群なぎ倒し、聴衆を歓喜のうずに巻き込んでおりました。いつも思うけど、アフリカン・アメリカンの声量ってのには、逆立ちしたってかないませんねぇ。これぞ神様から与えられた「ギフト」だと思うですよ。

3日のトリはTye Tribbette & G.A.というグループでした。これがね、ものすごっっくパワフルなステージングだったのです。
ゴスペルというと、『天使にラブソングを(Sister Act)』みたいな正統派を思い浮かべるのですが、このグループは、寝ている神様叩き起こさんばかりの勢い。リーダーのTyeっていう人は、アレ。『ブルース・ブラザーズ』のジェームス・ブラウン牧師を30歳若くしたノリで。シャウトしたり飛び跳ねたり、まさに野獣(笑)。ワイルドにもほどがあるぜ →公式。音出るぜ *

この時、私は公園内通路から身を乗り出して、ステージを眺めていたのです。1人だったし(前日はオットもいました)、
「ぷっちょぉは〜〜んずあっぷ!!! Put your hands up!」
なんてあおられても、みんなのように両手を空に挙げることもできないヘタレだったのですが、ある歌の最中、となりに立っていた女性からぽんぽん肩を叩かれました。
アフリカン・アメリカンのその女性は、赤ちゃんを抱っこしながらずーっと歌っている人で、その美しい歌声に「長年教会でゴスペルうたってきたんだろうな」と密かに聞きほれていたのです。
その彼女が優しくほほ笑み、うたいながら私をぽんぽんしてくれる。大丈夫よ。神様がついているから。

うーーーん。なんという温かな感情。
大人数でゴスペルをうたう醍醐味は、この一体感にあるんだと思えた一瞬でした。

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・

こんな素晴らしいライブなのにタダなんて。ジーザス!って感じですよ、ほんと。
これから夏の公園は、イベント目白押し。7日からはおとなりグラントパークでブルースフェスティバルも始まります。ああ、この場所にもうちょっといられたらいいのに・・・と、やっぱり「♪じたばった」してしまうのでした。
posted by さらーむ at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする